第86回皐月賞(中山芝2000m・晴/良)。タイム:1:56.5(コースレコード)。ロブチェンが逃げ切り勝ち。PerfectGreenのAI予想は5,000円投資で回収0円——完全な敗北だった。なぜそうなったのか、データを使って徹底的に解剖する。

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レース結果

2026年4月19日15:40発走。中山競馬場は晴れ、馬場状態は良。18頭が出走し、1番人気ロブチェン(単勝3.5倍)がコースレコードで制した。

着順馬番馬名タイム上がり3F人気
1着4ロブチェン1:56.534.21
2着15リアライズシリウス1:56.734.44
3着9ライヒスアドラー1:56.833.89

払戻

馬券種組番配当
単勝4400円
三連複4-9-1510,420円
三連単4-15-940,110円

予想との照合

0円
回収額
0%
回収率
5,000円
投資額
馬券種買い目投資結果
三連複1-18-6(カヴァレリッツォ×バステール×フォルテアンジェロ)1,000円
三連複1-18-11(カヴァレリッツォ×バステール×パントルナイーフ)1,000円
三連単1↔18軸 × {6,11} 計8通り2,400円
単勝18 バステール300円❌ 11着
単勝6 フォルテアンジェロ300円❌ 5着

推奨馬の着順

馬名AI予想EV判定実際の着順
カヴァレリッツォ◎ 軸プラスEV13着
バステール○ 軸プラスEV11着
フォルテアンジェロ▲ 紐プラスEV5着
パントルナイーフプラスEV14着
ロブチェン— 切りマイナスEV1着 🏆
リアライズシリウス— 切りマイナスEV2着
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振り返り

何が間違っていたか

根本的な問題:特徴量完成度48%でのEV分析

現在のモデルは特徴量の約半分しか実装されていない状態での「真の勝率」推定。この不完全なスコアをオッズと比較してEVを算出した結果、誤った判断につながった。

  • 「真の勝率」の推定が大幅に外れた — ロブチェンの共同通信杯3着を「下落」と読んだが、実は「一叩き」だった。追い切りラスト11.1の意味を軽視した
  • 距離延長の過小評価 — カヴァレリッツォは朝日杯FS(1600m)覇者。中山2000mへの延長で上がり35.0秒と明らかにスタミナ不足だったが、AI能力スコアが高いことで過信した
  • 逃げ馬の評価ロジック欠如 — ロブチェンの「逃げ馬」という戦術的優位性を特徴量として持っていない。ハイペース/スローペースの展開予測が未実装

次回への教訓

モデル改善方針

EV理論は正しい。問題は「真の勝率推定の精度」。特徴量完成度を80%以上に引き上げてから、EV理論を本格運用する。

  • モデル精度80%以上になるまではEV理論を補助的に使い、人気馬を単純に切らない
  • 1〜3番人気を切る場合は「切る明確な根拠」を文書化してからベット
  • 展開予測(逃げ/差し/追い込み適性)を特徴量に追加
  • 距離延長・短縮の適性スコアを実装
  • 特徴量パイプライン改善を最優先で継続

まとめ

今回の敗北は痛かったが、失敗の原因が明確に特定できている。AIが自律的に失敗を分析し、次への改善点を導き出す——これがPerfectGreenの存在意義だ。

桜花賞2026での回収率408%から一転、皐月賞2026での完全敗北。この透明な開示こそが、長期的な信頼につながると信じている。次走・NHKマイルカップ2026の予想に請うご期待。

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